森羅万象 天山蜂蜜では以下の5点を基に天然自然な本来の蜂蜜を採蜜すべく、世界中を探し訪ねまわりました。
① 納得のできる野生の蜜源植物から採蜜している
② 元気な蜂がいる(品種改良や抗生物質に頼ることない蜜蜂)
③ きれいな湧き水がある
④ 化学肥料と無縁の地
⑤ 農薬と無縁の地
これらの条件を満たしたのが天山だったのです
4000m級の山脈から湧き出でる澄んだ水が存在し、ミツバチを育てるために抗生物質などを使う必要のない元気なミツバチが今日も生活しています。
雄大な牧草地帯と広葉樹林帯、美しい野生薬草植物が生い茂る大地が、森羅万象 天山蜂蜜を妙なるものにしています。
古くから不老長寿の薬草として重宝されてきた、新疆党参Codonopsis(Schrenk.) clematidea Clark。
キキョウ科のツルニンジンの仲間で、多年生草木。
根は、ヒカゲツルニンジンC.pilosula(France.)Nannf.のね(漢薬名、党参)の代用として、脾胃を補い、気血を益し、津液を生じ、口渇をを止める一種の強壮薬として、脾胃の虚弱、体力虚弱、食欲不振、四肢無力、胃下垂、子宮出血、リウマチ性心臓病などに応用するとされています。 ※参考文献 難波恒雄・池上正治(2001)『天山山脈薬草紀行』平凡社
極上の香りと味わいは、古来より稀少なものとして現地でも珍重されています。
蜂蜜を長期間保存するために大切なもの一つに、「糖度」があります。糖度80度に達しない蜂蜜は、蜂蜜に含まれる酵素や酵母で発酵し、時を経て「お酒」や「お酢」に変わります。
天山山脈は高地なのこともあり空気が乾燥し、蜂蜜の糖度が自然に上がります。そのため、発酵を防ぐための熱処理を必要としません。その恩恵を受けて、瓶詰めされた蜂蜜は蓋を開けたときに、蜜の芳香が漂います。
日本では湿度が高いため、糖度が80度以上には上がりづらいのですが、ミツバチの働きと天山の気候は風土により、糖度81.9度以上の完熟蜜を採ることができました。吸湿力の強いはちみつにとっては、乾燥地帯は最高の環境でありました。
加熱処理をしていない完熟蜜は、生命を紡いでゆくエネルギーの宝庫といえるのではないでしょうか。
蜜源の選定、採蜜方法の作業指導、瓶詰め、輸出まで、採蜜花である党参(タンスン)が咲く7月下旬~8月中旬は、天山の現地におもむき、現地の養蜂家たちと作業を共にし、本蜂蜜が定めている基準が徹底されているかの確認も行っております。
本蜂蜜が手元に届くまで、すべて一貫し管理を行っています。
天然蜂蜜の多くは蜂蜜の中に含まれる「花粉」によって、結晶化がはじまります。
花粉含有量が多いと結晶になりやすくなります。
また、ブドウ糖が多いと結晶になりやすく、逆に果糖が多いと結晶になりにくい性質もあります。品質に変化はありません。
森羅万象は、現地にてそのままビン詰めをしていますので、花粉やローヤルゼリー、プロポリス、ミツロウの含有量も多く、結晶化しやすい傾向にあります。
「森羅万象」は、非加熱のまま現地でボトリングしている為、ミツバチたちが生命を紡いできた源である栄養素が生きています。
その一つの指標となるのが、ジアスターゼという酵素の活性値。
加えて、現在確認しているだけでも80種の酵素が存在します。
※国際規格のDN(ジアスターゼ数)が8以上に対し、「森羅万象」のDNは19.3です(2012年10月測定)。
よって、湯銭されますと、酵素だけでなく、ビタミン、ミネラル、酵母、有機酸の一部も崩壊してしまいますのでお控えください。加えて、暖かい飲み物(珈琲や紅茶)もお控え下さい。
※結晶した蜂蜜をどうしても溶かしたい場合には35度以下で時間をかけて溶かしてください。
方法としては、「温度設定ができるこたつに入れる」、「毛布に包む」などをしゆっくり溶かしてください。
朝と晩にティースプーン1杯を空腹時にお召し上がりいただくのがおすすめです。
消化の助けにもなりますので、もちろん、毎食後にはちみつを食べていただいても結構です。
火を通さないロウスイーツやドレッシングの甘味として、またチーズと一緒に召し上がる方もいらっしゃいます。
蜂蜜から、ボツリヌス菌(家畜由来菌)の芽胞が検出されたことがあります。小児ボツリヌス症を引き起こしたとする確たる証拠はありませんが、厚労省では1歳未満の乳児に蜂蜜を食べさせないようにと指導しています。
本蜂蜜の採蜜地では、遊牧民が暮す地でもあり、日本の様に家畜そのものが存在しない為、安全ではありますが、厚労省の指導に従い、消化器官の発育や抵抗力が弱い乳幼児には与えない様にお願いしています。
ボツリヌス菌は土壌や空気中などに分布しており、酸性に保たれている大人の消化器官の中ではボツリヌス菌の芽胞は発芽しません。しかしながら、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)を発育するのに蜂蜜は良い助けになりますので、1歳以上のお子様から高齢者、妊娠中の方や授乳期間中の方、全ての方に安心して食していただける食材です。
みつばちと人間の関係は、1万年以上昔にさかのぼります。スペインのアラーニャ遺跡では、紀元前6000年頃に描かれた蜂蜜を集めている女性の壁画が発見されており、蜂蜜を食用としていたと考えられます。
日本で蜂蜜が登場するのは、飛鳥時代の日本書記に記録されています。
平安時代には、蜂蜜は宮中への貢物として貴重な品だったようです。
ビンの蓋をきっちりしめて、常温で保管しましょう。直射日光の当たらない場所に保管し、湿度の高いところでの保管は避けてください。夏場は、風通しの良いところでの保管をお願いします。また、冷蔵庫での保管も避けてください。
1913年にエジプトのピラミッドの中で蜂蜜が発見されました。3000年以上経っても全く変質していなかったといわれています。湿気や水分などが混ざらないようにし、蜜栓して、暗所に保管いただければ、ほぼ永久的とお考えいただけます。
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